お客様から頂いた沢山の声から直売店ができました♪
●一流シェフが大絶賛、そして商品化、現実は苦難の道のり
1986年のこと。半世紀以上、私たちの牧場(現在はありません)で楽しまれてきたハム・ベーコンの噂を聞き訪ねてきた一流ホテルシェフが試食したところ大絶賛。
「ぜひホテルのために商品化して欲しい」と名だたるシェフに頼まれたこともあり、すぐ売れるだろうと思って、商品化を決めました。
しかし、現実は違いました。意気揚々と道内のデパートや空港売店などで販売してまわりましたが、ぜんぜん売れないのです。当時はどんなに原材料費や時間手間をかけても、「美味しいけどいいお値段ね」と大量生産された商品と見比べられ、購入までは至ることは本当に少ない状況でした。この時代の北海道は、『質』より【量】を求める時代だったのです。 ●東京のデパートで大好評
商品化から半年ほど経過して、こんなに美味しいものが売れないなら、いっそ事業を辞めてしまおうと思い始めた頃、東京のあるデパートから「ぜひ東京で販売してみないか」というお誘いを頂き、最後のチャンスとばかりに一週間販売を行いました。丁度ギフトシーズンと重なったこともあったのですが、気がつけば、そのデパートの産直ギフトコーナーの売り上げベスト5にいきなりランクインしたのです。
二度目のギフト催事の時には「こんなに美味しいものをわざわざ北海道からお送りいただきありがとうございます。大切な方に喜んで頂けました!」とあるお客様に感謝されたうえ、沢山のご注文をさらに頂いたのでした。
これを機に、デパートにアンテナショップを出し、首都圏中心における販売を長い間行うこととなりました。
●時代の大きな変化
1999年のこと、地元 TV 局から取材の申込みを頂きました。「大変こだわった製品を作っているのでぜひ番組で取材したい」との申し出を喜んで受けました。
過去にも全国ネットのテレビ取材など受けたこともありますので、地元の夕方の番組ですからさほど反響はないだろうと軽い気持ちで思っていたのですが、放映直後から電話がパンク。およそ 3 日間電話が鳴り響き、また工場まで直接訪れてくれるお客様が沢山いることに大変驚かされました。
こんなに沢山の地元のお客様がご来場いただけることに大変驚かされ、改めて時代の大きな変化に気づかされたのでした。
また、 2001 年に全国ネットのグルメ番組で紹介されてからというもの確実に年々お客様が増え、 必要に迫られて、2003 年春に仮の店舗を工場脇に作りました。この施設も 2 年ほどで手狭になるほどのご来場数を頂き、また地方からも沢山のお客様がお立ち寄りくださるのであれば、北海道らしい風景も楽しめる誰しもが認める販売施設を作ろうと、昨年思い立ち、この度施設が完成しました。
●そして、これからが本当のスタート・・・
春には遠くに雪が残る山々を眺めることもでき、小鳥の囀りなども楽しめ、大きなテラスもあります。
夏は周りの近隣の牧場の田園風景や木陰で涼しい風を肌で感じることができ、 秋は枯れゆく草木の風景が、そして、冬にはあたり一面白銀の世界を眺められるという場所にあります。四季を通じて特に夕日が美しく見える所でもあります。販売施設だけでは大変勿体ないので、早い段階でオープンテラスで軽食など楽しめるようにして、テイクアウトなどもできるような飲食サービスも検討しております。
これからも地元はもちろん、地方からお立ち寄りくださったお客様にも喜んでもらえる商品作りやサービス、例えば直売店にお越しい頂いた方だけがお求め頂けるような製品、そしてゆっくりくつろいで頂ける空間の提供などを目指していきたいと思っております。
|