大変な反響を呼んでいる「望来豚のベーコン」
「たかがベーコン・・・」と侮るなかれ。
「ブランド豚だから、美味しいベーコンが出来るんでしょう」と思われる方もおられますが、
実際はそうとも限りません。
私どもの70余年の歴史の中で、過去に幾度となく国内外のブランド豚を用いて、
ハムやベーコンづくりをしてきましたが、本当に『加工に適した』ブランド豚というのは、
本当にまだまだ少数です。
実際、何百回とテストしても、既存の製品以上の出来のものなんて、そう簡単にできません。
反対に、今までのものと大きな違いが明確に出て、更に美味しいものでなければ意味がないということでもありました。
分かりやすく言うと、私たちの古いドイツ製法をベースに、
4週間にわたる長期氷温熟成を行うと、例えブランド豚といえども、差が出なかったのです。
どうしてなんだろう・・・。
豚肉は、普通に、焼いたり、煮たり、揚げたりする分には、変化は出るのですが、
熟成させることは、全くの別のことなんだということが分かりました。
海外では、生ハムやサラミを作るために飼育されたイベリコ豚やパルマ豚があるように、
日本でもまだまだ独自の豚肉の改良が出来るということです。
20数年間、ハムベーコンの加工をしてきてようやく出会えた、理想の豚肉ともいえる望来豚。
徹底した管理のもと、乳酸発酵させた飼料を、出荷されるまでの間、欠かさず与えられて育った豚肉は、
今までの豚肉とは別次元の美味しさを教えてくれます。
この望来豚を使った極上のベーコンが登場です！