「ハムやベーコンって、常温で持ち歩いても大丈夫だよね?」
直売店でも催事でも、いちばんよくいただく質問です。答えを先にお伝えします。
結論:答えは商品によって2つに分かれます
- 保存料を使った工業製品のハム・ベーコンは、常温保存も持ち歩きも可能です。
- 保存料を使わずに作られたハム・ベーコンは、生鮮食品と同じです。必ず保冷してください。
エーデルワイスファームの製品は後者です。夏場はもちろん、冬でも保冷バッグやクーラーボックスに入れてお持ち帰りください。
なぜ同じ「ハム」で違いが出るのか
違いを生んでいるのは、ほぼ一点です。保存料を使っているかどうか。
スーパーで売られている多くのハム・ベーコンには、保存料や pH 調整剤などが使われています。これによって常温流通に耐えられるようになっています。一方、私たちのように添加物に頼らず作る場合、頼れるのは塩と燻煙と温度管理だけです。だから冷蔵が前提になります。
戦前、ハムやベーコンは「高級な保存食」だった
そもそも、なぜハムやベーコンという食べものが生まれたのか。ここを知ると、保存の話がずっと腑に落ちます。
添加物も冷蔵庫もなかった時代、牛や豚を屠畜するのは晩秋から冬にかけてでした。気温が低い時期でなければ、肉を安全に扱えなかったからです。そこから塩をたっぷり使い、長い時間をかけて燻煙をかけて仕上げる。そうしてようやく、春まで持つ保存食ができあがりました。
当時のものは、いま流通しているものと比べると、はるかに塩辛く、燻煙も強く効いていました。大量には作れませんから、ビールと同じように高級品として扱われていたのです。
戦後、ハム・ベーコンは工業製品になった
転機は戦後です。食糧難のなか、貴重なたんぱく源として加工食品の技術が一気に発展しました。コンビーフをはじめ、ハム・ベーコン・ソーセージが牛や豚だけでなく、魚などさまざまな原料から作られるようになります。
このとき広く使われるようになったのが保存料でした。常温での日持ちと持ち歩きが可能になったのは、ここが始まりだという説があります。つまり「ハムは常温保存できる」という感覚自体が、戦後の工業化とともに生まれた比較的新しいものなのです。
持ち歩くときの実際
催事や直売店でお買い上げいただいたあと、そのまま観光や移動をされる方も多いと思います。保冷剤と一緒に保冷バッグへ入れていただくのが基本です。夏場の車内は驚くほど高温になりますので、車に置いたままにせず、お手元でお持ちください。
ご不安なときは、遠慮なくスタッフにお声がけください。移動時間をお伺いして、保冷剤の量を調整いたします。
冷蔵と冷凍、それぞれの目安
エーデルワイスファームの製品の賞味期限は、ハムが約7日間、ベーコンなどが約14日間です。短いと感じられるかもしれませんが、保存料を使っていないためで、これが本来の姿だと考えています。
食べきれない分は冷凍保存が可能です。約2か月保存いただけます。ただし、おいしさを十分に楽しんでいただくなら1か月半ほどを目安にされるのがおすすめです。
解凍は、冷蔵庫でゆっくり戻していただくと風味の落ちが少なくて済みます。
よくあるご質問
気温によって大きく変わるため、一律の時間はお答えできません。生の肉や魚と同じ感覚で扱っていただくのが確実です。短い移動であっても保冷をおすすめします。
保存状態によって変わりますので、一概には申し上げられません。ご不安な場合は無理をなさらないでください。届いてすぐ食べきれないと分かっている場合は、期限内に冷凍していただくのが確実です。
開封後は空気に触れるぶん傷みやすくなります。冷蔵庫で保管のうえ、なるべく早めにお召し上がりください。
違います。エーデルワイスファームの場合、ハムは約7日間、ベーコンなどは約14日間です。冷凍すれば約2か月保存できますが、おいしさを楽しむなら1か月半ほどを目安にしてください。
火の入れ方が原因かもしれません。中火以下でじっくり火を入れてください。この記事の下にあるリンクから、くわしい解説をご覧いただけます。
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