厚切りベーコンステーキを焦がさずに、中までジューシーに焼くにはコツがあります。
やることは2つだけです。油をひかないことと、弱火でじっくり待つこと。
この記事では、実際に焼いて確かめた手順と、余った分の保存方法までまとめました。

厚切りベーコンの焼き方は「油なし・弱火」が鉄則
フライパンに油はひきません。ベーコンから溶け出す脂だけで焼きます。火加減は、最初から最後まで弱火です。
エーデルワイスファームのベーコンは、マイナス2℃の氷温帯で約4週間の熟成を経ています。脂身がやわらかくほどけるため、弱火でも十分に火が通ります。
強火にすると表面だけが焦げ、中心が温まらないうちに食感が硬くなってしまいます。
塩やこしょうを足す必要はありません。塩せき(=肉を塩漬液に浸けて塩をなじませる工程)で下味がついており、温燻(=30〜80℃の温度帯で燻す製法)の香りも乗っているからです。
厚切りベーコンの焼き方 3ステップ
1.5〜2cm厚にカットし、火をつける前の冷たいフライパンに並べます。弱火で片面3分ずつ、側面も転がしながら焼き、脂身が透き通れば焼き上がりです。
材料(1〜2人分)
手順
- 1.5〜2cm厚にカットし、冷たいフライパンに並べる。
油はひきません。フライパンが冷たいうちに並べてから点火すると、脂がゆっくり溶け出して焦げにくくなります。 - 弱火で片面3分ずつ焼く。
パチパチと音がしても、火は強めません。脂が多く出たらキッチンペーパーで軽く拭き取ってください。 - 側面も転がしながら焼き、脂身が透き通ったら火を止める。
トングで立てて側面を各30秒ほど当てます。全体に焼き色がつき、脂身が透き通ってきたら焼き上がりです。


★ 失敗しない3つの鉄則
1. 冷たいフライパンから始める。予熱をすると外側だけ先に焼けてしまいます。
2. 音が大きくなっても火を強めない。弱火のまま、時間で調整します。
3. 厚さは2cmまで。それ以上厚いと、中心が温まる前に表面が焦げます。
加熱とアレルギー表示についてのご注意
豚肉を原料とする製品です。中心部まで十分に加熱してお召し上がりください。厚みがある場合は焼き時間を延ばし、生焼けの状態では食べないでください。厚生労働省も、新鮮さにかかわらず食肉は十分に加熱するよう呼びかけています。
アレルギー物質の表示は商品ごとに異なります。ご購入いただいた商品のパッケージ表示をご確認ください。
ベーコンステーキが弱火だけでおいしくなる理由
長期の氷温熟成と、薪・炭火による温燻。この2つが、油も調味料も足さずに成立する理由です。
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| 工程 | 条件 | 焼くときへの影響 |
|---|---|---|
| 塩せき | 塩漬液に浸す方式 | 下味がつくため、塩・こしょうを足さずに焼けます |
| 氷温熟成 | マイナス2℃で約4週間 | 脂身がほどけやすく、弱火でも脂が出ます |
| 温燻 | 2年乾燥させたオーク(楢)材の薪と炭による直火 | 香りが穏やかなので、温めるだけで香りが立ちます |
製法の由来は1920年代のドイツの文献にありますが、当時の製法をそのまま再現したものではありません。亜硝酸塩は必要最小限にとどめ、保存料・着色料・リン酸塩は使用していません。
ただし「完全無添加」とは表現していません。実際の配合は商品表示を優先してください。味の感じ方には個人差があります。
製法や添加物の考え方をもう少し知りたい方は、ベーコンの製法比較の記事と添加物についての方針をご覧ください。
焼いたあとのアレンジ・応用
フライパンに残った脂は捨てないでください。そのまま2品目の調味料として使えます。
1. 残った脂で目玉焼き
ベーコンを取り出した直後のフライパンに卵を割り入れ、弱火で3分。塩は不要です。
2. 残った脂でほうれん草炒め
ざく切りのほうれん草100gを中火で1分半。しんなりしたら火を止めます。
3. 5mm角に切ってポテトサラダへ
粗熱を取ってから刻み、じゃがいも2個分のサラダに混ぜます。
焼き方とあわせて知りたい保存のこと
使い切れない分は、1回分ずつラップで包んで冷凍します。冷蔵の日持ちは短めなので、開封したら早めに冷凍へ回してください。
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| 保存方法 | 期間の目安 | ポイント |
|---|---|---|
| 冷蔵(未開封) | 14日 | パッケージ記載の期限を優先してください |
| 冷蔵(開封後) | 2〜3日 | 切り口をラップで密着させ、10℃以下で保存します |
| 冷凍 | 約1ヶ月 | 1回分ずつラップし、保存袋に入れて空気を抜きます |
解凍は冷蔵庫で半日ほどかけて行ってください。常温での解凍は避け、解凍後はその日のうちに焼き切りましょう。一度解凍したものを再び凍らせるのはおすすめしません。
よくある質問
厚切りベーコンの焼き方について、お問い合わせの多い4点にお答えします。
厚切りベーコンの焼き方は、フライパン以外でもできますか?
トースターや魚焼きグリルでも焼けます。ただし直火が当たって焦げやすいため、アルミホイルを敷き、様子を見ながら加熱してください。目安は5〜7分ですが、機種による差が大きいので、脂身が透き通るのを合図にしてください。
カリカリに焼くにはどうすればいいですか?
火を強めるのではなく、弱火のまま片面5分ずつに延ばしてください。出てきた脂をこまめに拭き取ると、水分が抜けて食感が軽くなります。厚さを1cmに落とすのも有効です。
冷凍のまま焼いてもいいですか?
中心まで火が通りにくくなるため、冷蔵庫で解凍してから焼くことをおすすめします。半日ほどかけてゆっくり戻すと、脂が流れ出にくくなります。
厚さは何cmが目安ですか?
1.5〜2cmが扱いやすい厚さです。3cmを超えると、表面が焦げる前に中心まで温めるのが難しくなります。厚く切りたい場合は、ふたをして弱火で蒸し焼きにしてください。
まとめ|厚切りベーコンステーキは弱火が9割
油をひかず、冷たいフライパンから弱火で片面3分ずつ。覚えることはこれだけです。
・油はひかず、冷たいフライパンに並べてから点火する
・弱火で片面3分ずつ、側面は各30秒
・脂身が透き通ったら火を止める
・残った脂は目玉焼きや野菜炒めに使う
厚切りベーコンは、手を加えないほど素材の味が出ます。焦らず弱火で待つ8分が、いちばんの調味料です。
参考資料
- 厚生労働省「食中毒」(食肉の加熱に関する注意喚起)
- 薪・炭火仕上げ ベーコンブロック 商品ページ(賞味期限・原材料表示)
