じゃがベーコンは、材料2つ、15分で作れます。じゃがいもを先にレンジで加熱しておけば、あとはベーコンの脂で炒めるだけです。

調味料を使いません。塩気も脂も、ベーコンが持ち込みます。この記事では、北海道千歳市のファームウメムラさんのインカのめざめと、エーデルワイスファームのベーコンブロックで作る手順をまとめました。インカのめざめは、加熱しても身が締まったままなので、炒めても崩れません。

インカのめざめとベーコンを炒めたじゃがベーコンを皿に盛ったところ
味付けなし。仕上げに乾燥バジルをひとふりしただけです。
HOW TO COOK
約15分
調理時間
2人分
分量
3つ
材料の数
調味料なし
味付け

じゃがベーコンを作るときの順番

じゃがいもを先にレンジで加熱してから、ベーコンの脂で炒めます。生のまま炒めると、中心が固いまま表面が焦げます。

レンジ加熱は600Wで3〜4分。竹串がすっと入れば十分です。フライパンでは火を通すのではなく、ベーコンから出た脂をからめるつもりで炒めてください。油をひく必要はありません。

じゃがいもの下ごしらえ
600Wで3〜4分
油
ひかない(ベーコンの脂を使う)
炒め時間
中火で3分
味付け
不要

材料(2人分)

じゃがいもとベーコン、それだけです。バジルは香りづけなので、なくても作れます。

INGREDIENTS
インカのめざめ
4個(約300g)
乾燥バジル
少々
サラダ油・バター・塩・こしょうは使いません。インカのめざめがなければ、煮崩れしにくい品種を選んでください。

このレシピは薪・炭火仕上げ ベーコンブロック 280g を想定しています。1cm角に切ると、じゃがいもと同じくらいの大きさになり、どちらも主役として残ります。

薪・炭火仕上げ ベーコンブロック 280g を見る

作り方 4ステップ

じゃがいもを加熱し、ベーコンを炒め、合わせて炒め、バジルをふる。フライパンは1つです。

  1. じゃがいもを加熱する。
    一口大に切って600Wで3〜4分。竹串がすっと入れば加熱できています。皮はむいてもむかなくても構いません。よく洗えば皮ごと使えます。
  2. ベーコンを弱火で炒める。
    1cm角に切り、油をひかない冷たいフライパンへ。弱火で3分ほど、脂が出てくるまで。
  3. じゃがいもを加えて炒め合わせる。
    中火で3分。ベーコンから出た脂をからめるように動かします。
  4. 仕上げる。
    火を止めて乾燥バジルをふり、混ぜて完成です。
フライパンで1cm角に切ったベーコンとインカのめざめを炒めているところ
油はひきません。ベーコンから出た脂だけで炒めます。
ベーコンの脂がからんだインカのめざめをフライパンで炒め合わせているところ
じゃがいもの角に脂が回ると、表面がつやを帯びて色が濃くなります。

失敗しない3つのポイント

1. じゃがいもの水気を拭いてから入れる。水が残っていると脂がはねます。

2. 炒めすぎない。合わせてから3分で十分です。

3. 塩を足す前に一口食べる。ベーコンの塩気で足りていることがほとんどです。

加熱とアレルギー表示についてのご注意

豚肉を原料とする製品です。ベーコンは中心部まで十分に加熱してお召し上がりください。

アレルギー物質の表示は商品ごとに異なります。ご購入いただいた商品のパッケージ表示をご確認ください。

調味料を使わなくても味が決まる理由

じゃがいもに足りないのは、塩気と脂の2つだけです。どちらもベーコンから出ます。

エーデルワイスファームのベーコンは、塩漬液に浸して塩せき(=肉を塩漬けにする工程)し、マイナス2℃の氷温帯で約4週間かけて熟成させています。原料肉10kgが仕上がりで約6kgになるまで水分が抜けるため、炒めたときに出るのは水ではなく脂です。フライパンの底に水たまりができないので、じゃがいもの角が煮えずに、焼けた面が残ります。

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工程条件この料理への影響
塩せき塩漬液に浸す方式下味がついているため、塩を足さずに済みます
氷温熟成マイナス2℃で約4週間余分な水分が出にくいので、炒めものが水っぽくなりにくくなります
温燻2年乾燥させたオーク(楢)材の薪と炭による直火燻製の香りがじゃがいもに移ります

※味の感じ方には個人差があります。

よくある質問

じゃがベーコンについて、お問い合わせの多い4点にお答えします。

インカのめざめ以外のじゃがいもでも作れますか?

A

作れます。ただし男爵のような粉質の品種は炒めているあいだに崩れやすいので、メークインやとうやのように煮崩れしにくい品種を選ぶか、加熱時間を短めにしてください。

じゃがいもは下ゆでが必要ですか?

A

電子レンジで代用できます。一口大に切って600Wで3〜4分、竹串がすっと入るまで加熱してください。生のまま炒めると、中心に火が通る前に表面が焦げます。

味付けはしなくていいのですか?

A

ベーコンから塩気と脂が出るため、基本は不要です。物足りないと感じたら、仕上げに黒こしょうか乾燥バジルをひとふりしてください。塩を足す前に、一口食べて確かめることをおすすめします。

お弁当に入れられますか?

A

冷めても食べられます。お弁当に入れる場合は、しっかり冷ましてから詰めてください。汁気が出にくい料理なので、ほかのおかずに味が移りにくいという利点もあります。

まとめ|じゃがベーコンは、レンジと弱火の組み合わせ

じゃがいもは600Wで3〜4分、ベーコンは弱火で3分。合わせてからは3分だけです。

CHECK POINTS

・じゃがいもは先にレンジで加熱する

・油はひかず、冷たいフライパンにベーコンを入れて点火する

・合わせてから中火で3分

・味付けはしない。仕上げに乾燥バジルだけ

CONCLUSION

材料が2つしかない料理は、材料そのものが仕上がりを決めます。手順を足すより、じゃがいもとベーコンを選ぶほうに時間を使ってください。

RELATED

同じじゃがいもとベーコンの組み合わせでは、「ジャーマンポテトの作り方」と「ベーコンいももち」も紹介しています。こちらは炒めもの、ジャーマンポテトは玉ねぎを加えた一皿、いももちはつぶして焼く料理です。

WHO MADE THIS

エーデルワイスファームは、北海道北広島市で薪・炭火仕上げのハム、ベーコン、ベーコン節®を製造しています。

ドイツの伝統的なハムとベーコンを、家族が自分たちで食べるために作り始めて約90年になります。1985年に一人のシェフから「店で出したい」と請われ、1986年に製品として売り始めました。沿革を見る

マイナス2℃

氷温帯で約4週間かけて熟成

10kg → 約6kg

水分が抜けた分だけ、味が濃くなります

二年乾燥のオーク

薪と炭の直火・温燻。火加減は職人が見ます

塩漬液に浸して塩せきします。短時間で仕上げるインジェクション(注入)もタンブリングも行いません。水を足して重量を戻す工程がないため、炒めても縮まず、1cm角のまま形が残ります。製法を見る

EVALUATION

1 ITIダイヤモンド賞(最高位)
2 優秀味覚賞 三ツ星 7年連続(2020〜2026)
3 DLG(ドイツ農業協会)金賞
4 1997年から2026年までに、テレビ・新聞・雑誌・ラジオで112件(雑誌・書籍50件、テレビ47件、新聞10件、ラジオ5件)
5 2017年から毎年、全国の百貨店の北海道物産展などに出店(2025年は25回)

受賞実績を見る / メディア掲載112件を見る

ハムやベーコンは、古くから岩塩を使って作られてきた保存食です。ワインづくりに古くから亜硫酸塩が使われてきたように、ハムやベーコンは亜硝酸塩の働きによって成り立ってきました(亜硫酸塩と亜硝酸塩は別の物質です)。私たちは「完全無添加」とは表現しません。岩塩に含まれる硝酸塩からできる亜硝酸塩を、ボツリヌス菌を防ぐため必要最小限だけ使用し、保存料・着色料・リン酸塩は使用していません。詳しくは「無添加ハムの本当の話」

FOR THIS RECIPE

このレシピで使ったのは、薪・炭火仕上げの ベーコンブロック 280g です。

1cm角に切れば炒めものに、厚く切ればステーキに。塩気と脂を同時に持ち込むので、調味料が要りません。

薪・炭火仕上げ ベーコンブロック 280g を見る

参考資料