火を止めてから、ベーコン節®をかけます。オイルがまだ熱いので、削り片は触れた瞬間に動き出します。にんにくの香りが充満しているところへ、燻香が重なります。食卓に運ぶ直前の一手間で、いつものアヒージョの香りが変わります。

アヒージョに、なぜ火を止めてからベーコン節®をかけるのか
ベーコン節®は、薄く削ってあるぶん、熱の当たり方で香りの出方が変わります。二年乾燥させたオーク材の薪と炭の直火で燻し、三ヶ月以上ドライエイジングで水分を抜いてあるため、熱に触れると香りがもう一度動きます。ただし、煮立ったオイルの中で加熱し続けると、その香りは湯気と一緒に出ていきます。火を止めてからかけると、香りは鍋の中に残り、食べる人のところへ届きます。
※加えるタイミングによる香りの違いを分かりやすくした模式図です
材料(2人分)
具はえびとマッシュルームの2つに絞ります。にんにくとオリーブオイルが土台で、ベーコン節®は最後だけに使います。
- えび(殻をむいたもの)……8尾
- マッシュルーム……6個
- にんにく……2片
- オリーブオイル……150ml
- 鷹の爪……1本
- 塩……小さじ1/3前後
- ベーコン節®(細削り)……1回分の目安3g前後
- バゲット……お好みで
Point:塩は控えめにします。ベーコン節®に塩気があるので、最後にかけたときにちょうどよくなります。
作り方
弱火でじっくり温めるだけの料理です。強火で煮立てると、にんにくが焦げて苦みが出ます。
にんにくは薄切りにし、芯があれば取り除きます。マッシュルームは石づきを落として半分に切ります。えびは水気を拭きます。
小鍋かスキレットにオリーブオイル・にんにく・鷹の爪を入れ、弱火にかけます。
にんにくがふつふつして薄く色づいたら、マッシュルームを入れて3分ほど煮ます。
えびを加え、色が変わるまで2分ほど火を通し、塩で味を調えます。
火を止めます。オイルの動きが落ち着いてから、ベーコン節®を全体にかけます。
そのまま食卓へ運びます。バゲットを添えて、オイルごとすくって食べます。

おすすめの楽しみ方
- 残ったオイルにパスタを絡めると、翌日の一皿になります。
- じゃがいもやブロッコリーを加えると、量が増えて食事向きになります。
- 屋外で作るときは、スキレットごと火から下ろしてからかけます。
使い切れるか心配な人へ
1回あたり3g前後なので、小瓶1本(12g)で4回分ほど使えます。ベーコン節®はドライエイジングで水分を抜いてあるため、未開封なら常温で180日が賞味期限です(開封後は冷蔵庫で保存し、お早めにお使いください)。アヒージョのためだけに買っても、冷奴やスープ、合わせバターに使い道が残ります。詳しくはベーコン節®はベーコンの代替ではありません|本来の使い方・違い・開発の裏側まで徹底解説をご覧ください。
よくある質問
ベーコンの代わりにベーコン節®を具として使えますか?
具として煮込む使い方には向いていません。ベーコン節®は削り片なので、オイルの中では形が残らず、食感としては楽しめないからです。噛み応えのある具が欲しい場合はベーコンを、香りを足したい場合はベーコン節®を、という使い分けになります。ベーコン節®はベーコンの代替ではありません|本来の使い方・違い・開発の裏側まで徹底解説でも、この違いを詳しく解説しています。
かけたあと、どのくらいで食べればいいですか?
かけてすぐが一番香ります。時間が経つと削り片がオイルを吸って沈み、香りは落ち着いてうまみのほうが前に出ます。どちらもおいしく食べられますので、食卓に出すタイミングに合わせてかけてください。
まとめ
アヒージョのベーコン節®がけは、火を止めてからかけるだけの仕上げです。煮ているあいだに入れると香りは湯気と一緒に抜けますが、止めてからかければ鍋の中に残ります。にんにくの香りの上に、薪と炭の燻香が重なります。
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参考資料・出典
ベーコン節®を使うほかのレシピは、ベーコン節®のレシピ一覧にまとめています。細削り・華削りのどちらで作れるかも、レシピごとに書いています。
