小樽市祝津に、鰊漁で栄えた時代の邸宅が残っています。国の登録有形文化財「旧青山家別邸」、現在の小樽貴賓館です。
この邸宅は、エーデルワイスファーム会長の野崎健美が幼少期を過ごした家です。2017年、貴賓館から特別な許可をいただき、当ファームのサイトへリンクしていただくことになりました。
エーデルワイスファームは、北海道北広島市で薪・炭火仕上げのハム、ベーコン、ベーコン節®を製造しています。この記事では、当ファームと旧青山家別邸のつながりについて書きます。
旧青山家別邸は、国の登録有形文化財です
旧青山家別邸は、2010年9月10日に国の登録有形文化財に登録されました。着工は大正7年(1918年)、竣工は大正12年(1923年)です。
小樽市の資料によると、所在地は小樽市祝津3丁目63。主屋・文庫蔵・板塀が登録の対象になっています。青山家は、鰊漁で財を成した家です。青山留吉の子孫が漁業経営を続け、大正に入るころには資産家として知られていました。
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| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 旧青山家別邸(主屋・文庫蔵・板塀) |
| 文化財の区分 | 国登録有形文化財(2010年9月10日登録) |
| 着工・竣工 | 大正7年(1918年)着工/大正12年(1923年)竣工 |
| 所在地 | 北海道小樽市祝津3丁目63 |
| 現在の名称 | 小樽貴賓館 |
※開館期間・料金は変更されることがあります。お出かけ前に小樽貴賓館の公式サイトでご確認ください。
当ファームの会長が育った家です
エーデルワイスファーム会長の野崎健美は、この邸宅で幼少期を過ごしました。
青山家の三代目の娘で、当ファーム会長の曾祖母にあたる政恵が、山形県酒田市の本間邸に魅せられてこの別荘を建てたと、家では伝えられています。着工から竣工まで6年近くを要した建物です。ただし、建設の経緯について当ファームが持っているのは家に伝わる話であり、一次資料で裏づけられているのは、小樽市と文化庁が公表している登録内容までです。
2017年1月、貴賓館から特別な許可をいただき、貴賓館のサイトから当ファームへリンクしていただくことになりました。
北広島でつくっているもの
当ファームがハムとベーコンを作りはじめたのは、家族が自分たちで食べるためでした。
家族の自家用として作りはじめて約90年になります。1985年に一人のシェフから「店で出したい」と請われ、1986年に製品として売り始めました。塩漬液に浸して塩せき(=肉を塩漬けにする工程)し、マイナス2℃の氷温帯で約4週間かけて熟成させ、2年乾燥させたオーク(楢)材の薪と炭で燻しています。燻煙室の扉を開けると、肉の匂いより先に薪の匂いが立ちます。
EPILOGUE
鰊の家から、豚の家へ。
海で財を成した家の子孫が、内陸の北広島で豚肉を塩漬けにしています。
続いているのは家業ではなく、手をかけるという習慣のほうかもしれません。
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北広島の工房でつくっているのが、薪・炭火仕上げ ベーコンブロック 280g です。
好きな厚さに切り分けられます。家族が自分たちで食べるために作りはじめた、そのままの製法です。
参考資料
- 小樽市「旧青山家別邸(主屋/文庫蔵/板塀)」(登録内容・着工竣工年)
- 文化庁 国指定文化財等データベース
- 小樽貴賓館 公式サイト
