食のミシュランとも呼ばれる「国際味覚審査賞」でベーコンが5年連続三ッ星受賞
新食材であるベーコン節は二つ星を初受賞


「賞を取ることに意味があるの?」

時折、「賞を取ることに意味があるのか?」と疑問を持つ方もいらっしゃいます。しかし、賞を取ること以上に、「取り続けること」が難しいのです。このことを教えてくれたのは、今回二つ星を初受賞した「ベーコン節」でした。


「今だから語れる事」

2019年に、私たちは初めてベーコンと発売前のベーコン節を国際味覚審査にエントリーしました。当時、ベーコンは国内で高評価を得ており、三つ星は間違いないだろうと自信を持っていました。また、テスト品だったベーコン節もグルメ友達の間で好評だったため、星を取れるだろうと期待していました。

結果は「ベーコンが二つ星」、そしてベーコン節に関しては最低官能基準70%以下の50%台で「評価外」となりました。


「二つ星でも十分な美味しさとクオリティ」

当初、この結果には納得していませんでしたし、満足もしていませんでした。世界トップクラスのシェフとソムリエによって評価されるとはいえ、期待はずれでした。一時は結果を公表せず、次回以降のエントリーを見送ることも考えました。

しかし、ベーコンは評点で三つ星に近い二つ星であり80%以上の評点を得ていました。これは、多くの方々がベーコンを美味しいと感じている証拠であり、審査員からも自信を持つようにと言われました。また、ベーコン節は新しい食材だったため、食べ方の提案が不足していたことも分かりました。


「苦汁を味わったことで」

星を取ることは「目標」であり、本来の目的は「お客様に心から喜んでもらえるモノづくり」であることを再認識しました。星を取り続けることは、お客様に対してプロとして安定した美味しさを提供している証です。そのため、毎年エントリーを続けています。


「ベーコン節の二つ星評価」

ベーコン節は、世の中になかった新食材です。5年前のテスト品とは異なり、今回初めてその製造法、味の基準、調理法を多くの審査員に提案することができました。まだまだこの挑戦は始まったばかりですが、いつか三つ星を取れるよう精進して参ります。


本当に皆様の応援のおかげです。これからも、皆様に選んで頂けるモノづくりに誠心誠意尽くして参ります。今後ともよろしくお願い致します。