ハムステーキは、油をひかず弱火で温めるだけです。脂身が半透明になったら火を止めてください。塩・こしょうは要りません。

ハムはすでに加熱された食品なので、焼く目的は火を通すことではなく温めることです。ここを取り違えて強火で焼くと、縮んで固くなり、塩気だけが立ちます。この記事では、エーデルワイスファームのロースハムを例に、焼き方と厚さの選び方、保存の目安までまとめました。

フライパンで弱火にかけたロースハムを箸で押さえているところ
油はひきません。弱火で片面1〜2分、温めるだけです。
HOW TO COOK
約5分
調理時間
1〜2人分
分量
1つ
材料の数
弱火だけ
火加減

ハムステーキの焼き方は「油なし・弱火・短時間」

フライパンに油はひかず、弱火で片面1〜2分。脂身が半透明になったところが食べ頃です。

焼き色をつける必要はありません。ハムの表面に強い焼き色がついた状態は、すでに水分が抜けて食感が硬くなりはじめているサインです。弱火で温めていくと、脂身のふちが先に透き通って、皿に移すころには指で押すと戻る弾力が残ります。

油
ひかない
火加減
終始弱火
時間
片面1〜2分
塩・こしょう
不要

焼き方 4ステップ

並べる、弱火にかける、脂身を見る、止める。焼き色は目安にしません。

  1. 冷たいフライパンに並べる。
    油はひきません。火をつける前に並べてから点火します。
  2. 弱火で片面1〜2分。
    強火にすると縮み、塩気だけが前に出ます。
  3. 脂身が半透明になったら火を止める。
    これが食べ頃の合図です。焼き色は要りません。
  4. そのまま盛り付ける。
    塩・こしょうは加えません。好みで黒こしょうだけをひいてください。

1. 冷蔵庫から出してすぐ焼いてよい。常温に戻す必要はありません。

2. 焼き色を追わない。脂身の透明度だけを見ます。

3. 味付けは焼いたあとに考える。先に塩をふると、しょっぱくなります。

加熱とアレルギー表示についてのご注意

豚肉を原料とする製品です。加熱してお召し上がりになる場合は、中心部まで十分に温めてください。

アレルギー物質の表示は商品ごとに異なります。ご購入いただいた商品のパッケージ表示をご確認ください。

ステーキに向くハムの選び方

ステーキにするなら、厚切りかブロックから切り出したものを選んでください。当ファームでは薄切りのハムを扱っていません。

カットされたハムの厚さは約4〜5mmです。そのまま焼いてもステーキになりますが、脂ののった部位を使った「ステーキ用」も用意しています。ブロックから自分で切り出す場合は、1cm前後が扱いやすい厚さです。

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種類厚さ向いている食べ方
ロースハム ステーキ用厚切り(脂ののった部位)そのまま焼いてステーキに
厚切りロースハム厚切り焼く、サンドイッチにはさむ
ロースハム 280g(ブロック)好みの厚さに切る厚さを自分で決めたいとき

※薄切りのハムは扱っていません。商品ごとの内容量は商品ページの表示をご確認ください。

この記事で紹介した焼き方は、薪・炭火仕上げ ロースハム ステーキ用 の厚みを想定しています。厚切りロースハムよりも脂がのった部位を使っています。

薪・炭火仕上げ ロースハム ステーキ用 を見る

塩・こしょうを足さなくていい理由

塩漬液に時間をかけて浸しているため、下味がすでに入っています。

エーデルワイスファームは、塩水を肉へ注入するインジェクションも、機械で揉むタンブリングも行いません。塩漬液に浸して塩せき(=肉を塩漬けにする工程)し、マイナス2℃の氷温帯で約4週間かけて熟成させます。原料肉10kgが仕上がりで約6kgになるまで水分が抜けるため、味が濃くなります。

一般的となっている製法と、エーデルワイスファームの製法の違いを示した図。塩漬法と漬け込み期間を比較している
塩せきの方式と漬け込み期間の違いを整理した図です。仕上がりは原料・塩分・温度・期間によって変わります。
工房に並ぶロースハムのブロックの断面
ブロックの断面。脂身と赤身の境目が、焼いたときに半透明になります。

由来は1920年代ドイツの伝統思想にありますが、当時の製法をそのまま再現したものではありません。製法の詳細はこだわりの製法、添加物についての考え方は添加物についての方針をご覧ください。

保存の目安

賞味期限は短めです。当ファームの製品は、最短5日間、最長でも14日間です。

保存料を使用していないため、常温での保存や持ち歩きはできません。生肉と同じ扱いをしてください。商品ごとに期限が異なるので、必ずパッケージの表示を優先してください。

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保存方法期間の目安ポイント
冷蔵(未開封)商品ごとに5〜14日パッケージ記載の期限を優先してください
冷蔵(開封後)2〜3日切り口をラップで密着させ、10℃以下で保存します
冷凍(未開封)約2ヶ月解凍は冷蔵庫で半日かけて行ってください
冷凍(小分け)約1ヶ月1回分ずつラップし、保存袋の空気を抜きます

※賞味期限は商品パッケージの表示を優先してください。

よくある質問

ハムステーキの焼き方について、お問い合わせの多い4点にお答えします。

ハムステーキに塩・こしょうは必要ですか?

A

必要ありません。塩漬液に浸して塩せきしているため、下味がついています。焼いてから味をみて、物足りなければ黒こしょうだけを足してください。

ハムが固くなってしまいました。

A

火が強すぎるか、焼きすぎです。ハムはすでに加熱されているので、焼くのは温めるためです。弱火で、脂身が半透明になったところで火を止めてください。片面1〜2分が目安です。

どの厚さのハムを選べばいいですか?

A

ステーキにするなら、厚切りのものかブロックから切り出したものを選んでください。当ファームのカットされたハムは約4〜5mm厚で、薄切りのハムは扱っていません。ステーキ用として脂ののったものも用意しています。

冷凍したハムはどう解凍しますか?

A

冷蔵庫で半日ほどかけて解凍してください。常温での解凍は避け、解凍後はその日のうちに焼き切ってください。一度解凍したものを再び凍らせるのはおすすめしません。

まとめ|ハムステーキは、焼くのではなく温める

油なし、弱火、片面1〜2分。脂身が半透明になったら止めてください。

CHECK POINTS

・油はひかず、冷たいフライパンに並べてから点火する

・弱火で片面1〜2分。強火にしない

・焼き色ではなく、脂身の透明度で判断する

・塩・こしょうは焼いたあとに考える

CONCLUSION

このハムは、強く焼き込むより弱火で短く温めるほうが、食感と香りが残ります。温度を上げないこと、時間をかけないこと。この2点で、加熱しすぎによる硬さを防げます。

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ベーコンをブロックのまま焼く方法は「厚切りベーコンステーキの焼き方」、骨付きのスペアリブの食べ方は「スモークスペアリブの食べ方」で紹介しています。

WHO MADE THIS

エーデルワイスファームは、北海道北広島市で薪・炭火仕上げのハム、ベーコン、ベーコン節®を製造しています。

ドイツの伝統的なハムとベーコンを、家族が自分たちで食べるために作り始めて約90年になります。1985年に一人のシェフから「店で出したい」と請われ、1986年に製品として売り始めました。沿革を見る

マイナス2℃

氷温帯で約4週間かけて熟成

10kg → 約6kg

水分が抜けた分だけ、味が濃くなります

二年乾燥のオーク

薪と炭の直火・温燻。火加減は職人が見ます

塩漬液に浸して塩せきします。短時間で仕上げるインジェクション(注入)もタンブリングも行いません。水を足して重量を戻す工程がないため、焼いても縮みが小さく、厚切りのまま形が残ります。製法を見る

EVALUATION

1 ITIダイヤモンド賞(最高位)
2 優秀味覚賞 三ツ星 7年連続(2020〜2026)
3 DLG(ドイツ農業協会)金賞
4 1997年から2026年までに、テレビ・新聞・雑誌・ラジオで112件(雑誌・書籍50件、テレビ47件、新聞10件、ラジオ5件)
5 2017年から毎年、全国の百貨店の北海道物産展などに出店(2025年は25回)

受賞実績を見る / メディア掲載112件を見る

ハムやベーコンは、古くから岩塩を使って作られてきた保存食です。ワインづくりに古くから亜硫酸塩が使われてきたように、ハムやベーコンは亜硝酸塩の働きによって成り立ってきました(亜硫酸塩と亜硝酸塩は別の物質です)。私たちは「完全無添加」とは表現しません。岩塩に含まれる硝酸塩からできる亜硝酸塩を、ボツリヌス菌を防ぐため必要最小限だけ使用し、保存料・着色料・リン酸塩は使用していません。詳しくは「無添加ハムの本当の話」

FOR THIS METHOD

この焼き方は、薪・炭火仕上げの ロースハム ステーキ用 を想定しています。

厚切りロースハムよりも脂がのった部位を使っています。油をひかず、弱火で温めるだけで食べられます。

薪・炭火仕上げ ロースハム ステーキ用 を見る

参考資料