朝食のプレートに添えられた、香ばしくてクリスピーな「カリカリベーコン」。
シンプルな料理だからこそ、焼き方ひとつで味わいが劇的に変わります。「焦げて苦くなってしまった」「脂っぽさが残ってしまった」という経験はありませんか?

実は、本当に美味しいカリカリベーコンを作るには、「弱火」と「我慢」、そして何より「素材選び」が重要です。

今回は、1920年代のドイツ製法を守り続ける北海道・エーデルワイスファームが、ご家庭でも失敗しない「極上カリカリベーコン」の作り方と、その美味しさを最大限に引き出す秘密をご紹介します。

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目次(クリックで開閉)

失敗しない!極上カリカリベーコンの作り方

結論:油をひかず、冷たいフライパンに並べてから「弱火」でじっくり焼くのが成功のコツです。

カリカリベーコンを美味しく作るための最大のポイントは、「コールドスタート(冷たい状態から焼き始める)」ことです。強火で一気に焼くと、脂が抜けきる前に表面だけが焦げてしまい、塩辛く感じたり苦味が出たりする原因になります。

手順のポイント

以下の3つのルールを守るだけで、仕上がりが格段に変わります。

  • 油は不要:ベーコン自体から出る上質な脂で焼き上げます(揚げ焼きのような状態にします)。
  • フライパンは冷たい状態から:並べてから火をつけます。
  • 火加減は「弱火〜中火」:じっくり時間をかけることで、余分な水分が飛び、旨味が凝縮されます。
フライパンでじっくり焼かれるカリカリベーコンの様子
泡立つ脂で揚げるように焼くのがコツです

具体的な5つのステップ

  1. 並べる:冷たいフライパンにベーコンスライスを重ならないように並べます。
  2. 点火:弱火にかけます。じわじわと脂が溶け出してくるのを待ちます。
  3. 裏返す:脂が泡立ち(プクプクとしてきます)、ベーコンが縮み始めたら裏返します。
  4. 仕上げ:両面がきつね色になり、好みのカリカリ具合になるまでじっくり焼きます。
  5. 油切り:焼き上がったらキッチンペーパーに取り、余分な脂を切れば完成です。

【うまくいかない場合の原因】
レシピ通りにしても「カリカリにならず焦げてしまう」場合、お使いのベーコンに「加水(水分)」や「糖類・卵たんぱく」が多く含まれている可能性があります。
一般的な大量生産のベーコンは、調味液を注入しているため、焼くと水分が一気に出て蒸し焼き状態になりがちです。その場合は、少量の水を加えて蒸発させながら焼くと改善することがあります。

なぜ、エーデルワイスファームのベーコンだと「格別」なのか?

結論:通常の数倍となる「4週間の長期氷温熟成」により、脂身の融点が下がり、芳醇な甘みが生まれるからです。

スーパーで買うベーコンと、エーデルワイスファームのベーコン。同じ手順で作っても、仕上がりの香りや食感には明確な違いが生まれます。その理由は、効率を度外視した「古典的製法」にあります。

一般的なベーコン作りが数日で終わるのに対し、私たちは約4週間(1ヶ月)もの時間をかけます。この途方もない手間が、カリカリに焼いた時の「脂の甘み」と「香りの余韻」を作り出すのです。

特徴 一般的なベーコン(量産品) エーデルワイスファーム
熟成期間 数日〜1週間程度 約4週間(長期氷温熟成)
燻製方法 スモークリキッドや機械制御 薪・炭火による直火燻製
焼いた時の香り 調味料や豚特有の匂いが残ることも 食欲を駆り立てる芳醇なオーク(ナラ)の香り

脂身こそが美味しい

薪と炭火で行う直火燻製の様子
直火式燻製を行った熟成ベーコンの仕上げ風景

「脂身は苦手」という方にこそ、ぜひ試していただきたいのが当社のベーコンです。長期熟成によって脂身の成分が変化し、まるでバターのような芳醇な甘みを持っています。カリカリに焼くことでその甘みが際立ち、決してくどくない、上質な旨味の塊へと進化します。

カリカリだけじゃない!絶品アレンジレシピ

結論:大根ステーキやカルボナーラなど、ベーコンの「脂の旨味」を調味料として使う料理がおすすめです。

シンプルにそのまま食べるのも最高ですが、エーデルワイスファームのベーコンを使えば、いつもの料理がレストランの味に変わります。特に相性が良いのは、油脂と相性の良い野菜やパスタです。

1. カリカリベーコンのせ大根ステーキ

和風のアレンジも絶品です。大根ステーキのジューシーさと、カリカリベーコンの食感のコントラストがたまりません。

  • 厚切りの大根をフライパンで焼き、醤油・みりんで味付けます。
  • 別に作っておいたカリカリベーコン(細かく刻んだもの、またはスライスそのまま)をトッピング。
  • ベーコンの燻製の香りが、醤油の香ばしさと驚くほどマッチします。
カリカリベーコンを乗せた大根ステーキ

2. プロ級カルボナーラ

カルボナーラの味の決め手はベーコン(パンチェッタ)の旨味です。エーデルワイスファームのベーコンをカリカリになるまで炒め、その「滲み出た脂ごと」パスタに絡めることで、生クリームに負けない力強いコクが生まれます。

また、ベーコンの歴史や種類についてはWikipediaの解説なども参考になりますが、製法による味わいの違いを知ると、料理の幅がさらに広がります。

本物を知る方へのギフトに

「朝食のベーコンが美味しい」。たったそれだけで、1日の始まりが幸せなものになります。そんな「豊かな時間」を贈り物にしてみませんか?

エーデルワイスファームのギフトセットは、お歳暮やお祝い、内祝いなど、失敗できない大切なシーンで選ばれています。冷蔵で約14日、冷凍なら約1ヶ月保存可能なため、受け取った方が自分のペースで楽しめるのも魅力です。


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よくある質問(FAQ)

Q. カリカリベーコンを作った後の脂はどうすればいいですか?
A. 捨てずに活用することをおすすめします。エーデルワイスファームのベーコンから出る脂(ラード)には、熟成された肉の旨味とスモークの香りが凝縮されています。野菜炒めやチャーハン、スクランブルエッグを作る際に油の代わりとして使うと、料理が格段に美味しくなります。

Q. 冷凍したベーコンでもカリカリに焼けますか?
A. はい、可能です。ただし、凍ったまま焼くと水分が出やすく、カリッとなるまで時間がかかります。冷蔵庫で事前に解凍してから焼くのがベストですが、急ぐ場合は弱火でいつもより時間をかけて焼いてください。

Q. どのようなフライパンがおすすめですか?
A. テフロン加工などの焦げ付かないフライパンが作りやすいですが、鉄のフライパンを使うと熱伝導が良く、より香ばしく仕上がります。鉄フライパンの場合は、最初にごく少量の油を馴染ませてからベーコンを並べるとくっつきにくくなります。